お見舞いのマナー
病気や入院、災害や火事などの知らせを受けた場合、まずは確実な情報を入手すること。入手する情報によって、その後の対応が違ってくる。お見舞いは焦って行くものではなく、お見舞いに行かないほうがよい場合もある。自分がお見舞いに行くのが適当かと考えてみる必要もあるだろう。会社の代表としての見舞いなら、上司が同行するなどそれなりの形をつけなくてはならない。お見舞いの気持ちを伝える具体的な方法としては、次の3つがあげられる。
- 言葉(訪問)
- 品物を贈る(持参と託送がある)
- 手紙を書くか電報を打つ
病気見舞いの場合
- 病名と病気の状態と面会時間を問い合わせる。
- 面会時間は病気の程度や親密度により、15分から30分までにする。
- 話題は仕事のことは避け、できるだけ明るいものを考えておく。
- 子供連れや多人数で行かない。
- 服装は地味なもの。結婚式の帰りなどは避ける。
- 見舞い品の花は、色、におい、形、名前などに気をつけ、花屋と相談して選ぶとよい。
- 病院内では静かに歩き、話し声も静かに、大きな笑い声などはたてない。
災害・火事見舞いの場合
- 取引先が災害にあった知らせを受けたら、近ければ駆けつけてお見舞いを述べる。
- 片付けの手伝いが出来る準備(服装・靴・手袋など)をして行く。
- 見舞い品としては、酒・食品・現金が多い。
- 遠方の場合は、すぐ電報を打つか手紙でお見舞いの言葉を述べる。別に見舞い品(生活必需品)を送る。