ビジネス会話のポイント
- 明るい表情ではっきり発音しているか。
- ビジネス会話に言葉ぐせや学生言葉を出していないか。
- ビジネス会話は5W2Hでまとめているか。
- ビジネス対応の大切な言葉はスムーズに出るか。
人が話しをする場合、何かを伝えたい考えを理解してもらいたい、納得して行動を起こしてもらいたいなど、必ず目的を持っている。相手がひとり、多数など色々な場面があるが、どんな場合も、その目的が達せられるような話し方を工夫する。
5W2Hとは
- いつ(時期、納期)・・・・When
- 何を(目的・対象)・・・・What
- どこで(場所)・・・・・・Where
- 誰が、誰に(相手)・・・・Who
- なぜ(理由、目的)・・・・Why
- どのように(方法)・・・・How to
- いくら(量、金額)・・・・How many(much)
ビジネス会話に大切な応対の言葉
「いつもお世話になっております」
ビジネスの応対で一番大切な言葉。初対面以外の人には全て感謝の気持を込めてはっきりと伝える。
「申し訳ありません」「すみません」
ミス、事務処理の遅れ、品切れなどで相手先に迷惑をかけたら、言い訳をせず素直に謝る。
「はい!」
名前を呼ばれたら「はい」。納得をしたら「はい」。相づちを打つときは「はい」。「ウン」は禁句。
「ありがとうございます」
御礼の言葉は、相手の目を見て心をこめて。「どうも」では、感謝の気持は伝わらない。
「承知いたしました」「かしこまりました」
頼まれたこと、約束したことは、責任をもって返事をする。無言では不安なものだ。
「どうぞよろしくお願いいたします」
お客様があってビジネスは成り立つ。今日のお礼と明日のお願いを忘れないこと。
「(ご多忙中)恐れいります」「(お仕事中)失礼いたします」
多忙な人に時間を割いてもらう、話を聞いてもらう。自分中心にならないようにする。
「行ってきます」「ただいま帰りました」
外出するときや帰社したときは、社内の人にひと声かける。留守中の電話や来客の応対が丁寧になる。
「後ほど調べて(上司と相談しまして)ご返事させていただきます」
会社を一歩でたら、誰もが会社の代表者。曖昧な返事、権限以上の約束、中途半端な処理は会社の命取りになる。