身だしなみのポイント

  1. 外出や面談の前には、髪のかたち・服装を整えているか。
  2. 歯はよく磨いてあって、口臭はないか。
  3. お風呂には必ず入って、体臭はないか。
  4. ツメは、伸びすぎていないか。
  5. 服にシミ、汚れ、ほころびはないか。
  6. 靴には泥、汚れ、かかとの磨り減りなどはないか。
  7. 会社の机の引き出しに、身だしなみのための道具を忍ばせているか。

身だしなみの土台となるのが服装である。社内規程がなければ、ビジネス用のスーツを選ぶようにする。ファッションとして好みではないかもしれないが、それが職場の制服だと割り切る。男性でも女性でも同じでことである。個性を表現したいと思う人もいるだろうが、それを評価する職場や業界は限られている。まずは仕事で一人前と認められることが大切だ。

男性新入社員の身だしなみ

男性のスーツ姿は出会う相手に好印象を与える大切な要素。髪や顔、上半身は特に注目されやすいので注意する。

身だしなみの基本(男性の場合)

  • 髪・・・短髪で黒に近い色。長髪は避ける。フケや寝癖にも注意する。
  • 顔・・・前髪で隠れていない。無精ひげ、伸びた鼻毛の手入れもする。
  • スーツ・・・色は濃紺、もしくは濃いグレー。柄は無地か極細ストライプ。
  • ワイシャツ・・・白を基本に淡いブルーでも通用する。
  • カフスボタン・・・基本的には不要。付けるなら目立たないものを。
  • ネクタイ・・・スーツに合った色、柄はストライプか水玉、小紋、無地。
  • ネクタイピン・・・付けるなら小ぶりのものを。前面に出さないこと。
  • 手・・・短い爪。男性も爪のケアは欠かせない。
  • ベルト・・・シンプルなデザインのものを選ぶ。
  • ズボン・・・裾の折り返しがないシングルタイプのほうがフレッシュ感がでる。
  • 靴下・・・スーツと同系統の色で無地を選ぶ。
  • 靴・・・紐付きで飾りのないプレーンタイプか、真っ直ぐな点線の入っているストレートチップタイプ。色は黒が基本。
  • 鞄・・・ビジネスに適しているのはA4サイズが収まり、スーツに負担をかけない手提げ鞄。丈夫なキャンバス地や革製を選ぶと良い。リュックやショルダーバッグはビジネスに不相応なので避ける。
  • その他の持ち物・・・ハンカチ、ティッシュ、腕時計(スポーツ仕様はNG)。

女性新入社員の身だしなみ

女性の身だしなみで特に気をつけたいのは、制服がなくて私服で勤務する会社の場合。スーツ姿の男性とともに、女性もスーツなどの仕事にふさわしい服装をする。

身だしなみの基本(女性の場合)

  • 髪・・・黒に近い色。長い髪は邪魔にならないよう纏める。髪留めを使う場合はシンプルなものが好ましい。
  • 顔・・・オフィスメークは控えめにナチュラルメークが基本。
  • スーツ・・・オーソドックスなスタイルで、紺・黒・グレー・ベージュ系の色がよい。
  • ブラウス・・・白か淡い色調のものにする。フリルなど飾りは控えめなものを選ぶ。
  • アクセサリー・・・つけるならシンプルなものにする。
  • 手・・・爪は短く手入れする。マニキュアは自然な色のものを選ぶ。
  • スカート・・・他人の視線が気になるようなミニスカートはやめる。
  • ストッキング・・・無地の肌色が基本。ラメ入りや網タイツ、素足は厳禁。
  • 靴・・・プレーンタイプのパンプスが基本。色は黒か紺。スーツの色に合わせて中間色でも構わない。ヒールは足の負担を考えて疲れにくい高さのものがよい。ブーツやミュールは職場用と認められないことが多いので注意する。
  • その他の持ち物・・・ハンカチ、ティッシュ、腕時計(スポーツ仕様はNG)、ストッキング(替え用)。

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