受付・応接室のマナーのポイント
- 訪問先には予約時刻の10分前に到着しているか。
- 受付で自分を名乗り、名指し人をはっきり伝えているか。
- 応接室で不審な態度や振る舞いをしていないか。
- 応接室では、正しい場所に座っているか。
- 椅子にふんぞり返ったり、足を組んだりしていないか。
- 挨拶、名刺交換は椅子から立ち上がってしているか。
- 名刺交換をした人の名前は、1回で覚えているか。
受付でのマナー
訪問先の受付では、自分の会社名と名前をはっきり名乗って、名刺を渡し、訪ねる相手の部課名・氏名を伝え、取次を頼む。受付で名刺を渡すのは、初めて訪問した時だけ。受付係の応対に対しては、必ず「ありがとうございます」のひと言を欠かさない。
【アポイントメントがある場合】
「◯◯会社の△△です。営業3課の高橋課長様をお願いします。10時のお約束をいただいております。」
応接室でのマナー
- 普通、長椅子が客用、肘掛け椅子が自社用になる場合が多い。客として応接室に案内されたら、長椅子をすすめられる。長椅子の入口に近いところに座って待つとよい。
- 書類を入れたカバン等は、椅子に置かないで床に置く。
- 椅子には浅くかける。
- 面談の相手が応接室に入ってきたら立ち上がって椅子の横に出て、名刺の交換や挨拶をする。
- 交換した名刺は、職名・名前を覚えて、名刺入れにしまう。
- 応対者に座るようにすすめられてから、椅子にかける。
応接室で待たされる場合、原則として室内を歩きまわるのは避けなければならない。飾っている絵画を鑑賞するのも着席のままで行う。間違っても絵画などに触れる行為をしてはいけない。誰も見ていない場面であっても、許可されたこと以外はしないのがマナーだと心得よう。
上座と下座の判断基準(座る位置)
入口から遠いところが上座、また壁際に飾り棚や絵画がかかっている側が上座。数人がけソファーは一人用椅子よりも上座。入口に一番近いところが下座と考えよう。