お辞儀のポイント
- 相手の顔をはっきり見てからお辞儀をしているか。
- 会釈、敬礼の場合は、お辞儀をした後、相手と目を合わせるようにしているか。
- 両手を後ろ手に組んだままでお辞儀をしていないか。
- 歩きながらお辞儀をしないように、両足を揃えて止まってからにしているか。
- 廊下で来客や上司に会ったら、右端に寄って軽いお辞儀をするようにしているか。
- 最敬礼の場合は、お辞儀の深さにふさわしいゆっくりした動作になるように気をつけているか。
会釈、敬礼、最敬礼を使い分ける
挨拶の際には、言葉とともに頭を下げて敬意を表す。頭を深く下げるほど、丁寧なお辞儀になる。最敬礼は最も深く頭を下げるお辞儀のことで、ビジネスの場では、お詫びをするときと、よほどの依頼や感謝をするときのみに用いる。それ以外の場合は、過剰の敬意だといってもよい。
一方、頭の下げ方が最も浅いお辞儀を会釈という。通りすがりの挨拶や、日に何度も顔を合わす同僚や先輩には会釈でも構わない。他の場合は、一般にいうお辞儀である敬礼をする。
会釈、敬礼、最敬礼、お辞儀の仕方と角度
- 会釈・・・・軽く前傾する。15度が目安。
- 敬礼・・・・一般にいうお辞儀。30度が目安。
- 最敬礼・・・深く上体を倒す。45度が目安。
いずれのお辞儀でも頭だけ下げるのではなく、上体も一緒に倒す。背筋をのばし、両腕は体の両脇につける。女性の場合は両手を前に持ってきほうがかたちがよい。