会議・打合わせのマナー

  1. 時間厳守で集合したか。
  2. 会議の目的を理解しているか。
  3. 出欠の返事は、期日までに連絡しているか。
  4. 議題を検討してから出席しているか。
  5. 発言を求められたとき、自分の考えをはっきり述べたか。
  6. 説明・発言をしっかり聞いてメモしたか。
  7. 会議の結果を報告したか。
  8. 社内会議の場合、準備の手伝いをしているか。
  9. 会議が終わったら、会議中の来客、電話を確認しているか。
  10. 会議中、カタカタ音を立てたり、椅子をキイキイ鳴らしたり、足を組んだり、頬杖をついたりしなかったか。
  11. 会議で決定したことは、すぐ実行に移しているか。

社内・社外を問わず、仕事に関連した会議は多い。情報交換のための連絡会、報告会から、各種の研究会、懇談会、研修会、さらに意思決定の議決会まで、目的によっていろいろな種類がある。それぞれの会議を効率よくするための出席者のマナー、心得などを身につける。

出席の準備

目的の把握

どういう目的を持った会議か。誰が出席するか。自分の立場を考える。

場所・日時の確認

会議室はどこか。何月何日の何時から何時まで開かれるのか。社外の場合、会場の略図と交通機関・所要時間を確認する。

情報の整理

テーマ、スケジュール、ゲスト、資料などの検討。自分の考えをまとめておく。

出欠のマナー

当日避けられない予定が入っている場合には、早めに上司と相談する。欠席することになれば、主催者にも連絡する。

  • 会議の重要性によっては、先約の調整をする。
  • 定例会議では、次回開催日を決めるので、その日は予定をあけておく。
  • 外部の会議・セミナーの場合は、電話かメール・ハガキで必ず出欠の確認がある。返信用のハガキが入っているときは、締切日までに必要事項を記入して送る。事務局から出欠の返事の催促を受けるようでは困る。

会議当日のマナー

時間厳守

まず、時間厳守。前もって配布された資料と筆記用具を持参する。自分の席の確認も怠らない。

社内会議の準備

社内会議では、5分前に入って準備の手伝いをするとよい。(机の配置、椅子の数、黒板とチョーク、白板とマーカー、OHP、スクリーン、ネームプレート、配布資料など)手伝うことがあるはずだ。

受付

定刻前には必ず受付を済ませること。

  • 名刺、資料、座席表などをもらう。
  • 会費の支払い(前もって支払ってある場合が多い)
  • ボイスレコーダーの使用、写真撮影の許可などを受けておく。

遅刻

遅刻することが前もって分かっている場合は、返信用ハガキに書いておくか、事務局に電話で連絡しておくとよい。連絡がなければ会議の性格によっては、開始を遅らせて全員で持っている場合もあり、迷惑をかける事になる。

発言を求められたとき

  • まず、何について聞かれているのかを、はっきりつかむ。
  • 特に発言することがなければ、下を向いてしまったりしないで、「まだ考えがまとまっていません」「特にありません」と、はっきり言う。

会議終了後のマナー

外部の会議

報告をする。口頭による報告と文書による報告とがある。また、レポートを提出する場合もある。フォームが決まっていれば、それに従って作成し、提出する。

内部の会議

  • 後片付けの手伝いをする。
    机と椅子の整理、灰皿、黒板、掲示したものの始末、借りてきた機器の返却、照明、戸締まり。
  • 議事録を作成する。
    議事録の様式は、社内で規定されている場合が多い。

よい会議メンバーの条件

  1. 会議のルールを守る人

    • 事前に下調べを行い、意見をまとめてくる人
    • 定刻に遅れずに出席する人
    • 出すぎない程度に積極的に発言する人
    • リーダーの議事進行に従う人
  2. 進んで潤滑油になる人

    • 進んで資料や話題を提供する人
    • 困った参会者をリーダーに代わってたしなめる人

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